スーパーカブ110(JA44)で、倉敷市からしまなみ海道〜愛媛県東部(東予エリア)〜高知県北部(嶺北エリア)の道の駅のスタンプ集めをして、高松からフェリーで帰ってくる、というツーリングをしたので記録を残します。
今回の主な旅の目的は、次の2つです。
- しまなみ海道〜愛媛県東部(東予エリア)〜高知県北部(嶺北エリア)の道の駅のスタンプを集める
- スーパーカブ110で四国山地を走ったことがないので、どんな感じなのかを確かめる
今回も道の駅スタンプ集めに集中するため、ツーリング中に気になったところは、次回以降の楽しみに取っておきます。
ただし、しまなみ海道をスーパーカブ110で走るのは3回目なので、しまなみ海道のエリアは気になるところは予定が大幅に狂わない限り寄り道をしてみることにしました。
また、今回のツーリングの実際の移動距離は、バイクが460km、フェリーが20kmでした。
ツーリングの疲労度に大きく関係する道路の混雑状況ですが、一日目に出発する時間帯が遅くなったので、福山市内の朝の通勤渋滞に引っかかって1時間ほど時間と体力を消耗してしまいました。
それ以外の道はほぼほぼ快走路が多かったので、とても走りやすかったです。
特に、2日目の国道194号▶︎国道439号▶︎国道32号は、交通量が少ない割にパイパス化されている部分も多く、とても走りやすかったです。
旅の計画には、書籍「ツーリングマップル」+アプリ「ツーリングサポーター」+ネット検索を活用しました。
1日目 倉敷〜尾道〜しまなみ海道〜今治〜新居浜
倉敷〜尾道
1日目の経路は、朝5時に出発する予定でったのですが、前日の夜になかなか寝付けなかったので、結局朝6時半に倉敷市を出発しました。
まずは、国道486号を使って、倉敷市真備から矢掛・井原を経由して、福山市神辺まで西へ進みます。
天気は雲ひとつない快晴、バイク日和です。
1時間ほど走ってから、セブンイレブンでコーヒー休憩をしました。
国道486号で駅家の手前で南下して、芦田川沿いに県道391号・378号をつないで、国道2号の神島橋の西側に出ようとルートを進みました。
ところが、神島橋の手前5キロほどからずっと渋滞で、渋滞を抜けるまで1時間かかってしまいました。
後から調べると、この神島橋周辺は有名な渋滞ポイントらしいので、次回からはここは通らないようにします。
渋滞にハマった時のスーパーカブの運転方法ですが、ギアを2速に固定して発進・停止を行いました。
ギア1速だと低速時のコントロールが難しいのと、ギア1速と2速の切り替えが頻繁で、左足が疲れるためです。
国道2号に入ってからは、神島バイパス・赤坂バイパス・松永道路とバイパス区間が続き、原付2種が通れる西の端の「松永道路 今津ランプ」までは、20分ほどであっという間に到着しました。
今津ランプから西、尾道バイパスに通じる路線は自動車専用道路なので、原付1種・2種は入らないようにしないといけません。
朝6時半に倉敷を出発して、10時にJR尾道駅に到着しました。
途中で福山の渋滞にハマって1時間ロスしたので、実質2.5時間かかりました。
尾道駅に来たのは、しまなみ海道の原付用のチケットを買うためです。
しまなみ海道を自転車で渡るのは無料ですが、原付(1種・2種)は橋を渡るごとに50円〜200円の料金がかかります。
現金でも良いのですが、小銭だと用意するのがめんどくさいので、チケットが便利です。
チケットは、観光案内所(インフォメーションセンター)で買うことができました。
有効期限はないので、次に来た時のも含めて2冊購入しました。
チケットは50円の券が10枚つづりになっているので、必要な枚数を料金箱に投入します。
しまなみ海道
しまなみ海峡を原付で渡る時の料金は、以下の通りです。
通しで渡ると、500円になります。
No | 橋の名称 | 区間A | 区間B | 原付料金 |
---|---|---|---|---|
① | 尾道大橋 | 本土・尾道市 | 向島 | 無料 |
② | 因島大橋 | 向島 | 因島 | 50円 |
③ | 生口橋 | 因島 | 生口島 | 50円 |
④ | 多々羅大橋 | 生口島 | 大三島 | 100円 |
⑤ | 大三島橋 | 大三島 | 伯方島 | 50円 |
⑥ | 伯方・大島大橋 | 伯方島 | 大島 | 50円 |
⑦ | 来島海峡大橋 | 大島 | 四国・今治市 | 200円 |
生口橋と大三島橋の2つは「大橋」ではなく「橋」ですが、確かに他よりも距離が短いです。
以下のリンク先から、チケットの購入先など便利な情報が載っています。
しまなみ海道をスーパーカブで通るのは3回目です。
よって、今回は予定が大幅に遅くならない限り、興味が引かれたところに寄り道してみたいと思います。
最初の橋は、本土と向島を結ぶ「尾道大橋」です。
緑色の看板なので高速道路と思われますが、そっちは自動車専用道路の「新尾道大橋」です。
一般道の「尾道大橋」も並行して通っているので大丈夫です。
2つ架かった橋の奥が一般道の「尾道大橋」、手前が自動車専用道路の「新尾道大橋」です。
「尾道大橋」はかつては有料道路でしたが、現在は無料となっています。
尾道大橋の橋の上の写真は撮っていません。
というのも、交通量が多くバイクを停めるようなスペースが見当たらなかったためです。
橋を渡って向島に入ると、何度かアップダウンのある道を通り、海岸沿いを走りました。
気持ちのいい海岸沿いを走っていると、因島に渡る「因島大橋」の歩行者・自転車・原付の案内板が見えたので、そちらに進みました。
傾斜の急な細い道を慎重に進んで行きます。
この橋へのアクセス道は、歩行者・自転車・原付が共用で、上りと下りが対面通行になっているので、極めて慎重に運転しないといけません。
因島大橋の歩行者・自転車・原付の通行部分ですが、鉄骨に囲まれているため周りの景色はあまり良く見えません。
また、橋へのアクセス道のように歩行者・自転車・原付が共用で、上りと下りが対面通行になっているので、これまた注意が必要です。
橋を渡りきったところに料金箱があります。
因島に渡ってからは主に海岸沿いを走りました。
今しがた渡ってきた因島大橋が海岸越しに見えたので、写真を撮りました。
因島まで来ると、本土よりも海が綺麗な青色に見えたのは気のせいでしょうか?
因島の中を進み、次に「生口橋」を目指します。
生口橋へのアクセス道の看板が見えたので、そちらに入っていきます。
生口橋へのアクセス道は、やや幅が広く傾斜もゆるくて、走りやすかったように思います。
生口橋の上に出ると、周りに鉄骨に囲まれておらず、見晴らしが良い道を走るようになっていました。
生口橋は長さはそれほどでもありませんが、しまなみ海道っぽい「海上を走ってる」感が楽しめます。
生口橋も、橋を渡りきったところに料金箱があります。
生口島に入って次の目的地「多々羅大橋」に向かいましたが、その時に「ゆめしま海道フェリー」の看板が見えたので、近くに寄ってみました。
ちょうどフェリーが泊まっていましたが、「岩城行」の看板が出ていました。
本数も頻繁にあり、料金もそんなに高くないので、気が向いたら渡ってみたいと思います。
近くに「ゆめしま海道」の看板が出ていましたが、それによると生口島から岩城島までフェリーで渡ると、生名島・佐島・弓削島と橋でつながっているそうです。
この看板には描いていませんが、弓削島からは因島まで「家老渡フェリー」が出ています。
「ゆめしま海道」のフェリー乗り場を後にして、生口島の中を進みます。
途中で気がついたのですが、ここまで沖にくると海が「かなり」綺麗です。
瀬戸内海は内海なので汚い印象があったのですが、ここまで綺麗だと日本海側といい勝負ではないでしょうか。
海に近寄ってみるとゴミは見当たらず、海の底まで透けて見えます。
生口島を進むと、次の目的地「多々羅大橋」が見えてきました。
橋の下までくると、結構迫力があります。
多々羅大橋へのアクセス道の看板が見えたので、そちらに入っていきます。
生口島(瀬戸田町)はレモンが有名なので、レモンのオブジェと記念撮影です。
アクセス道の途中にも幾つかレモンがありました。
橋の上に出ると、いきなり料金箱があったので、チケットを入れて通りました。
多々羅大橋は、歩行者・自転車と原付の道が分けられていたので、安心して走ることができました。
見晴らしもとても良いです。
多々羅大橋を渡ると、大三島に到着です。
大三島に入るとすぐに、「道の駅 今治市多々羅しまなみ公園」がありました。
建物の天井から巨大な魚のオブジェがぶら下がっていましたが、「左ヒラメに右カレイ」という言い方があるので「ヒラメ」でしょうか。
その割に、周りには「マハタ料理」ののぼりがたくさん出ていました。
レストランのメニューを見ると、マハタとヒラメが2大押し料理のようです。
道の駅のスタンプは、お土産などの売店の入り口横にありました。
無事にスタンプを押して道の駅をぶらぶらしていると、ついさっき渡ってきた多々羅大橋が見えました。
「道の駅 今治市多々羅しまなみ公園」を後にして、同じ島内にある次の目的地「道の駅 御島」を目指します。
島内の峠を越えて、反対側の海岸に進みます。
「道の駅 御島」は、素朴な雰囲気でした。
インフォメーションセンターに道の駅スタンプを見つけました。
どんどん次の目的地「大三島橋」と「道の駅 伯方S・Cパーク」を目指します。
大三島橋が見えてきたので、記念撮影です。
大三島橋のアクセス道の看板が見えたので、看板の方向に進みます。
橋の入り口すぐに料金箱がありました。
大三島橋の上に出ると、橋は短いものの道の幅が広くて、とても走りやすです。
大三島橋を渡ると、「伯方の塩」で有名な伯方島に到着です。
そこそこ疲れが溜めってきていたので、「道の駅 伯方S・Cパーク」でしばらく休憩します。
道の駅のスタンプは、売店の入り口の横にありましたが、ちょっとわかりにくいかもしれません。
わからなかったら、店の人に聞いてみてください。
「道の駅 伯方S・Cパーク」からは、次の目的地「伯方・大島大橋」が見えました。
伯方と言えば塩、ということで、名物の「塩ソフトクリーム」を食べました。
大サイズが350円、小サイズが250円です。
先に買ってたおばちゃんの小サイズが小さいように見えたので、大サイズを頼みました。
30分ほどゆっくり休憩したので、次に「伯方・大島大橋」を目指します。
伯方・大島大橋のアクセス道の看板が見えたので、看板の方向に進みます。
伯方・大島大橋は、厳密に言うと「伯方橋:伯方島から見近島」と「大島大橋:見近島から大島」の2つの橋に分けられます。
橋の上から「見近島」が見えたので、降りてみます。
この島は、歩行者・自転車・原付のみが降りることができる無人島で、無料キャンプ場があります。
無料なのでコスパ最高、さらにクルマが入ってこないので、ソロキャンパーには打ってつけです。
今回は泊まる予定がないので偵察だけですが、そのうち泊まりに来たいです。
見近島から元の橋に戻って、大島に向かいます。
大島大橋の出口に料金箱がありました。
大三島は村上水軍の本拠地で有名な島です。
また、島のアップダウンも激しく、南の来島海峡は海流が激しく海の難所ということでも知られています。
大三島で「村上水族ミュージアム」という看板があって気になりましたが、ここまでゆっくり来て時間が押してきていたので、今回はスルーしました。
大三島を走っていると、地元の人が空を眺めているのことが何度かあって気になりました。
そのうち、山から煙が出ていて「噴火か?」と思ったのですが、飛行機雲がいくつか現れました。
以下はその時の動画ですが、後から調べたところ、翌日に今治開港100周年記念でブルーインパルスの飛行があるので、それの予行演習でした。
ブルーインパルスを見てしばらく進むと、次の目的地の「道の駅 よしうみいきいき館」に着きました。
道の駅のスタンプを押して、道の駅をぶらぶらしてみました。
レストランの美味そうなメニューが気になりました。
「道の駅 よしうみいきいき館」から、次に渡る橋の「来島海峡大橋」はすぐそばに見えました。
「道の駅 よしうみいきいき館」を後にして、最後の橋の「来島海峡大橋」を目指します。
来島海峡大橋のアクセス道の看板が見えたので、看板の方向に進みます。
来島海峡大橋は実質3つの橋がつながっていて、しまなみ海道の橋の中で最も長い距離を走ります。
ちょっとわかりづらいのですが、以下の動画は来島海峡の渦潮です。
ここまでのしまなみ海道の海は穏やかなものでしたが、この来島海峡は波が高く、荒々しい海でした。
来島海峡大橋の出口の料金所で200円分のチケットを入れて通過します。
ここで、しまなみ海道の海上部分は終了です。
ループ橋を何周か回って、四国に上陸します。
途中で傾いた看板がありましたが、ここは歩行者・自転車・原付・バイク・自動車が合流するポイントなので、クルマが突っ込んだのでしょうか?
ループ橋を降りるとサイクリストが大勢いましたが、ここは今治側の自転車の出発点「サンライズ糸山」が近いです。
また、遠くには国内最大の造船メーカーの「今治造船」の造船所が見えます。
イメージ的には、造船といえば三菱重工・三井造船・石川島播磨・日立造船が大きいと思うのですが、実はそれらよりも大きいのです。
ここまでが、しまなみ海道についてです。
しまなみ海道を渡し始めたのが10時15分、渡り切ったのが15時半です。
距離は60キロあります。
どこにも寄り道をしなければ2時間、ところどころ寄り道をして4時間が目安なので、5時間ちょっとというのは割とゆっくり目のペースです。
続いて、今治から新居浜までルートの紹介です。
今治〜新居浜
四国に渡ってからは、3つの道の駅のスタンプを集めて、本日の宿泊地「東横イン 新居浜駅前」まで進みます。
まず、国道196号線沿いの「道の駅 今治湯ノ浦温泉」に到着しました。
あまり詳しく見なかったのですが、温泉の湯気が出ていました。
道の駅のスタンプは、観光案内所にありました。
次に、松山自動車道の石鎚山SAに隣接している「道の駅 小松オアシス」に到着しました。
なお、この道の駅は一般道から入れますが、高速道路からは入れません。
ちょっとオシャレ系の道の駅かな?、と思って中に入ると、地元の人の手作り弁当もあって、意外と素朴でした。
道の駅のスタンプは、売店の中にありました。
この時点で夕方5時です。
ここから次の目的地「道の駅 マイントピア別子」までは1時間以上かかるので、日が落ちて周りが見えなくなって心配ですが、とりあえず先に進みます。
ルートは愛媛県道13号と国道11号を通りましたが、どちらも片道2〜3車線あり路面状態も良いのですが、ちょうど夕方の帰宅ラッシュに掛かって、道はそこそこ混雑していました。
加えて、工業地帯特有の大型トラックが多く、結構怖かったです。
「道の駅 マイントピア別子」には、夜の6時半ごろ着きましたが、すでに周りは真っ暗です。
入り口にSLがありましたが、多分これとは別の車両ですが、実際に乗車して銅山を観光できるようです。
温泉もありました。
こう見ると、この道の駅はまる一日遊べるほど盛り沢山です。
砂金採り体験もできます。
今日のノルマを全て完了して、宿泊先の「東横イン 新居浜駅前」には夜の7時に到着しました。
この後、JR新居浜駅を軽く見てから、スーパーフジで夜食を買って帰りました。
2日目 新居浜〜石鎚山東部〜大歩危小歩危〜高松〜フェリー〜宇野〜倉敷
新居浜〜石鎚山東部
2日目は、石鎚山の東にある道の駅のスタンプを2つ集めて、高松からフェリーで倉敷まで帰ります。
高知から徳島を通り高松まで通じる国道32号線は、今まで何度か通った馴染みの道です。
新居浜の東横インは朝9時前に出発しました。
これから四国山地を通り抜けますが、途中にはガソリンスタンドがほとんどないはずなので、まずはスーパーカブのガソリンを満タンにして、なおかつガソリン携行缶に予備のガソリンを詰めました。
スーパーカブは燃費がいいので(リッター70km前後)、ガソリン携行缶はかさばらない0.5Lを愛用しています。
新居浜から国道11号を西へ進み、西条から国道194号に入って南に進みます。
国道11号は昨日も通りましたが、新居浜から西条のあたりはバイパス化されて4〜6車線あり、とても走りやすい道です。
国道194号は石鎚山などの四国山地を南北を突き抜ける道ですが、程よいカーブで路面状態も良く、景色が良いので大変走りやすい道です。
194号に入ると、通行車両の半分ぐらいはバイクだったように思いますが、バイカーに人気があるのも納得です。
以下の写真はiPhoneで撮影しているので広角気味で写っているのでわかりにくいのですが、肉眼で見ると前方の山は壁のように大きく迫って見えます。
少しづつ傾斜を登っていくと、周囲に荒々しい岩が転がっている渓流が見えます。
天気が良かったので、山の緑と空の青のコントラストが美しかったです。
愛媛県と高知県の県境にある「寒風山トンネル」まで来ました。
中国山地では県境の峠はたいてい険しい傾斜とヘアピンカーブが多いのですが、ここの峠はトンネルのおかげで穏やかです。
トンネルの入り口の横に封印されたやや小ぶりなトンネルの入り口がありましたが、非常口と書かれているので、これは緊急避難用とか作業用でしょうか?
長さ5キロ強の寒風山トンネルを抜けると高知県に入りましたが、愛媛側と同じ快走路が続きます。
国道194号沿いにある「道の駅 木の香」に着きました。
道の駅スタンプは、レストラン棟の中にありました。
道の駅をぶらぶらしてみると、温泉や宿泊もできるとのことです。
「道の駅 木の香」を後にして、引き続き国道194号を南下します。
途中でダムっぽい大きな人工湖らしきものが見えたので、「早明浦ダムかな?」と思って停車してみました。
後で調べると、「大橋ダム」の「大橋貯水池」というところでした。
元々は別子銅山の住友系の発電用ダムだったのが、今は四国電力の所有になっているとのことで、結構歴史のあるダムでした。
途中で素掘りのトンネルがあったので、記念撮影しました。
Googleストリートビューだと以下のリンクです。
国道194号から国道439で西へ向かいます。
すぐに目的地「道の駅 633美の里」へ着きました。
山奥にもかかわらず、多くのクルマでごった返していました。
変わった名前の道の駅ですが、国道194号と国道439号の交差点近くということで、194+439=633ということらしいです。
一応、ムササビの写真も掲示されていました。
高知県に来たので、地元のソウルフード「ミレービスケット」をお土産に買いました。
塩味がアクセントになって美味いです。
ここまでで、道の駅のスタンプ集めは完了です。
あとは、高松まで行ってフェリーで倉敷に帰るだけです。
石鎚山東部〜大歩危小歩危〜高松
ここからは国道439号でひたすら東に進み、国道32号にぶつかったら北上して高松まで進みます。
国道439号は国道32号の東は険しい部分が多いですが、西はバイパス化された部分が多く快走路がほとんどです。
クルマもバイクもほとんど通っていませんが、まるで高速道路のような信号がなくカーブが少なく走りやすい道路が延々と続きます。
走行中は常に四国山地が見えるので、時々停車してぼんやりと眺めつつ休憩しました。
大豊町まで進むと国道32号にぶつかるので、北上して徳島・香川を目指します。
国道32号はおおむね吉野川沿いを走ります。
国道32号は四国山地を南北にぶち抜きますが、とても走りやすい道です。
たいていのクルマは近くを通る高知自動車道を通ると思われます。
四国山地を通過する似たような立ち位置の道としては、今日の午前中に走った国道194号がありますが、あちらよりも交通量は少ないです。
おかげで、スーパーカブでのんびり走るにはピッタリです。
途中で大きな橋桁だけが残った古い橋があるので、停車してみました。
橋桁には、「長瀞橋」と「昭和十年」と書かれていました。
この橋桁は、「新長瀞橋」を付け替えるまでに使われていたとのことです。
新旧の長瀞橋を後にして、国道32号を北上します。
ほとんど信号がない道を淡々と走ってきてちょっと疲れてきたので、「道の駅 大歩危」で休憩しました。
時間があれば川のそばまで近づいたり観光船に乗りたいところですが、時間がないので先に進みます。
また、アニメ・マンガの「ばくおん!!」のポスターを発見しました。
「道の駅 大歩危」を後にして、次に昼ごはんに三好市池田の「さぬきや」という有名なうどん屋に寄ることにしました。
「さぬきや」はもともと国道32号沿いにありましたが、峠越えの長いトンネルができたことにより県道5号に格下げとなり、今の国道32号からはちょっとわかりにくい場所にあります。
軽く道に迷った後で、「さぬきや」に到着しました。
徳島県名物の「たらいうどん」と、厚揚げのおでんを注文しました。
ここの注文方法は、席に着いたらうどんを店員に注文してから、伝票を持っておでんやおにぎりをセルフで取りに行って記入してもらう、というものです。
自分は最初にここに行った時は、このシステムがわからなかったのですが、周りの客の様子を見て理解しました。
また、うどんの出汁はデフォルトでは徳利に入った熱いものが出されますが、頼めば冷たい出汁も持ってきてくれます。
「さぬきや」を後にして、フェリーに乗るため高松港に向かいます。
ひたすら国道32号を北上します。
高松〜フェリー〜宇野〜倉敷
高松港には夕方4時に着きましたが、フェリーが6時までないので、体が無茶苦茶疲れていたので、待合室の椅子に座ってぼんやりとしていました。
フェリーは、高松から直島、直島から宇野と乗り継ぎます。
6時前に直島行きのフェリーが入ってきたので、乗船しました。
クルマもバイクも少なめです。
直島から宇野行きのフェリーに乗り継ぎましたが、結局さっき乗ってきたフェリーがそのまま宇野行きになっていました。
宇野港には、夜7時半に着きました。
宇野港から自宅の倉敷に着いたのは、夜8時20分ごろです。
まとめ
1日目の福山の渋滞は、体力的にキツかったです。
街中を日中通るのは渋滞が避けられないので、遠回りの道を使うか、時間帯をずらすしかないと再認識しました。
また、数度目のしまなみ海道は比較的ゆっくり回りましたが、次回は一つ一つの島で過ごす時間を多くして、島を一つ一つ訪問したいと思います。
特に、無人島のキャンプ場や、「ゆめしま海道」には興味があります。
さらに、今回は寒風山トンネルを通過するだけでしたが、いわゆる「UFOライン」を空いている時期・日程で訪問したいと思います。
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