スーパーカブ110(JA44)で、倉敷市から小豆島を含めた香川県内の道の駅のスタンプ集めのツーリングをしたので記録を残します。
今回の主な旅の目的は、次の1つです。
- 香川県の道の駅のスタンプ、残り8つを集める
今回は道の駅スタンプ集めに集中するため、ツーリング中に気になったところは、次回以降の楽しみに取っておきます。
また、今回のツーリングの実際の移動距離は、バイクが200km、フェリーが75kmでした。
ツーリングの疲労度に大きく関係する道路の混雑状況ですが、時間帯が朝早かったことと、渋滞ポイントとして有名な国道11号線の香川県西部を通らなかったので、おおむね快走路でした。
また、今回のルートは讃岐山地のような山岳地は通らなかったので、よく言えば快適、悪く言えば退屈に思いました。
ルートがごちゃごちゃして分かりにくいのですが、ざっくり言うと以下の図のように反時計回りのルートです。
旅の計画には、書籍「ツーリングマップル」+アプリ「ツーリングサポーター」+ネット検索を活用しました。
🏍バイク区間:倉敷の自宅〜宇野港
自宅のある倉敷市からは、岡山県道22号から南下して宇野港を目指します。
県道22号は、通称「天城街道」と呼ばれています。
途中で国道30号線との重複区間がありますが、県道22号であることには変わりありません。
では、ここから写真とともにツーリング記録を紹介します。
宇野港の朝6時10分に出るフェリーに乗るために、朝4時半に倉敷の自宅を出ました。
日の出が6時ごろなので、当然周囲は真っ暗ですが、東の空はうっすらと明るくなりかけていました。
こんな朝早くに走るのは初めてですが、新聞配達のスーパーカブをとてもよく見かけました。
1時間の間に10台は見かけたでしょうか?
また、信号が黄色点滅が多くあまり停まることなく、さらにほとんどクルマが走っていないので、快適そのものでした。
香川県に着いてからも朝早くてガソリンスタンドが空いているところが少ないと思って、あらかじめ岡山県内で注油しておきました。
ENEOSのEnekeyが使える24時間のスタンドがありました。
前までは現金派でしたが、今では簡単・安いで便利なEnekey派です。
フェリー乗り場の宇野港には5時40分ごろに着きました。
日の出が6時ごろですが、すでに東の空は明るくなっています。
日の出前の東の空が綺麗です。
⛴フェリー区間:宇野港〜直島〜高松港
フェリー区間は、20分ほど宇野から直島、60分ほど直島から高松へと乗り継ぎます。
宇野港はかつて高松直行のフェリーも出ていたこともあり、結構大きなフェリー乗り場です。
ということで最初どこでフェリーの切符を買えば良いか迷ったのですが、10分ぐらい探し回ってやっと見つけました。
今回乗るフェリーは、四国汽船の「直島」行きです。
ダイヤは以下のリンクから確認できます。
乗船料金は、以下のリンク先です。
スーパーカブ110は原付2種なので、大人料金300円+原付2種640円で、合計940円です。
いよいよフェリーに乗船です!
先に歩行者やクルマが先に乗船して、バイクは最後です。
停車位置は、フェリーの左後方を指定されました。
カブを後にして、上の階の客室に上がります。
まさ朝6時過ぎということもあり、客室はガラガラでした。
日の出すぐの瀬戸内海の景色をぼんやりと眺めながら、20分ほどの船旅を楽しみました。
直島に到着して、今度は高松行きの切符を買おうとしたのですが、やっぱり切符売り場がわかりません。
警備のおじさんに聞いて、やっと判明しました。
下船したところのすぐ横でした。
乗船まで30分ほど時間があったので、近くをうろついてみました。
TVや雑誌で見覚えがある赤いカボチャのオブジェがあったので、近くに寄って中に入ってみました。
中もちゃんと作られているんですね。
ふと遠くを見ると、瀬戸大橋も見えました。
フェリーが入ってきたので、乗船しました。
客室内は、やはり時間が早いのでガラガラです。
ここからは1時間ほどの船旅です。
乗船時間が長いので、今朝早起きした穴埋めに軽く昼寝をしました。
目が覚めると、窓からは屋島が見えて、高松が近いことがわかりました。
これはフェリーから降りる直前の写真ですが、クルマもほとんど乗っておらず、ガラガラなのがわかります。
高松港は意外と都会でした。
🏍バイク区間:高松港〜香川県内の道の駅〜高松港
高松港からは、反時計回りに5つの道の駅を回ります。
距離は100kmほどなので、3時間弱ぐらいでしょうか?
まずは、フェリーから降りると8時過ぎだったので、まだ朝から何も食べてないので、あらかじめGoogleマップで調べておいたうどん屋の「めりけんや 高松駅前店」に行ってみました。
地元の人たちも行きますが、旅行客も多い店ということで、丸亀製麺やはなまるうどんと同じような、わかりやすいシステムでした。
この店は7時開店で8時に入りましたが、すでに半分ぐらいの席が埋まっていました。
自分は、冷たいぶっかけうどん2玉とうずら卵天を頼みました。
うどんのコシが丸亀やはなまるよりももっと強く、個人的に好みに合いました。
また近くに来たら寄りたいです。
うどんで腹ごしらえできたので、早速道の駅巡りを開始します。
効率よく回れたら、帰りがけに小豆島を通って島内の道の駅3つも回りますが、厳しかったら無理はしません。
では、最初の目的地「道の駅 滝宮」へ向かいます。
ひたすら国道32号を南下します。
「道の駅 滝宮」に到着した時は、やたらイチゴ推しが強くて、道の駅の表記があまりないので不安になりました。
複数ある建物の左端の建物に「道の駅」という表記を見つけたので、中に入ってみたところ、そこに道の駅のスタンプがありました。
「道の駅 滝宮」を後にして、次に「道の駅 ながお」を目指しました。
ここからのルートは、ほぼほぼ香川県道13号で東へ向かい、最後に少しだけ県道3号で山道に入ります。
県道13号は、いわゆる田舎道でアップダウンもほとんどなく、軽トラがゆっくり走ってそうな道です。
少し山道になっている県道3号沿いに「道の駅 ながお」がありました。
この道の駅は、お遍路さんの87番目から最後の88番目の途中にある、とのことです。
そういえば、お遍路さんの笠を持った人が何人かいました。
道の駅のスタンプは2種類あり、どちらを押してもOKと書いてありましたが、念のためにスタンプ帳には2つとも押しておきました。
「道の駅 ながお」を後にして、次に「道の駅 みろく」を目指します。
「道の駅 みろく」は、広い4車線道路の県道10号沿いにあり、石造りのおしゃれな建物でした。
近くには大きな公園もあり、近くの人たちの憩いの場、といった感じでした。
ここで一つ大失敗をやらかしました。
この写真が写っているスタンプ台のところに、iPhoneを置きっぱなしにして、次の道の駅に行ってしまったのです。
出発してから15分ぐらいしてiPhoneがないことに気がついて、取りに戻りました。
iPhoneは道の駅の店の人が保管してあり、無事にゲットできました。
ありがとうございました。
気を取り直して、次の「道の駅 津田の松原」へ向かいます。
ここから残りの道の駅2つとフェリー乗り場の高松港までは、国道11号線を西に進みます。
「道の駅 津田の松原」は、これといった特徴が前面に出てなくて、地味な印象でした。
最後の目的地「道の駅 源平の里むれ」に着きました。
食堂はどんなものがあるのかな?、と思ってのぞいてみたのですが、昼時に重なったこともあり、とても混雑していたので、見るのを諦めました。
「へんろ休憩所」という東屋らしきものがあったので、のぞいてみました。
中は、昔の小学校のような学習机や教壇がありました。
教壇の上にある時計も、それっぽいですよね。
こういう工夫はいいな、と思いました。
ここまでで、香川県の本土(?)内の道の駅5つ回りました。
時刻が12時前で、時間的にこれから小豆島の中の3つの道の駅も回れそうだったので、高松港から小豆島行きのフェリーに乗ることにします。
⛴フェリー区間:高松港〜小豆島土庄港
高松港からフェリーで60分ほどで、小豆島の土庄港というところに着きました。
今回乗るフェリーは、「小豆島フェリー」の小豆島(土庄港)行きです。
ダイヤと乗船料金は、以下のリンクから確認できます。
スーパーカブ110は原付2種なので、大人料金700円+原付2種730円で、合計1,430円です。
高松港は、かつて瀬戸大橋ができる前は宇野と高松を結ぶフェリーが頻繁に発着していたので、建物は古いものの大きくて立派な作りです。
フェリーの客室内は、家族連れなどの客でごった返していました。
フェリー内には、「からかい上手の高木さん」のコラボポスターが貼ってありました。
フェリーに乗っているときは結構揺れが大きいのが気になりました。
ウィキペディアによると、2003年に就航ということで、そんなに古くはなさそうです。
船内をうろうろしてるうちに、小豆島の小豆島の町が見えてきました。
このあとフェリーを降りましたが、その時の写真を撮るのを忘れていました!
🏍バイク区間:小豆島内の道の駅
いよいよ小豆島に上陸です。
小豆島では3つの道の駅を回ります。
ルートは、図のように反時計回りに回ります。
県道436号線を西に進み、「道の駅 小豆島ふるさと村」に到着しました。
案内板を見ると、近くにはキャンプ場やテニスコートなどがあり、総合運動公園のようです。
黄色いビーノが停まっていました。
この辺りで空に雲が多くなってきたので、急いで道の駅を回ることにしました。
2番目の目的地「道の駅 小豆島オリーブ公園」に着きました。
小高い丘の上にあり、瀬戸内海が一望できます。
この道の駅は「小豆島オリーブ公園」という大きな公園の中にありました。
さらに、各建物もバブル経済の時のようなゴージャスな建物ばかりで驚きました。
お客さんも関西からのバス観光団体、自家用車の家族連れ、バイカーなど、多種多様でした。
詳しくは、立派な公式サイトがあるので、そちらをみてください。
オリーブといえばギリシャ神話、ということでしょうか、それ風な建物や像がありこちにありました。
これは多分、温泉だったと思います。
雨が降りそうなので、急いで次の目的地へ向かいます。
途中、岩石がむき出しの山があったので、写真を撮りました。
調べたところ、「大麻山」と言う名前でした。
3番目の目的地の「道の駅 大坂城残石記念公園」に到着しました。
道の駅の案内図を見ると、見どころは幾つかありましたが、フェリーの時間が間に合わなそうなので、道の駅のスタンプを押しただけでフェリー乗り場に向かいました。
⛴フェリー区間:小豆島土庄港〜新岡山港
その後、小豆島の土庄港からフェリーで70分ほどで新岡山港に着きます。
なんと、せっかく急いでフェリー乗り場まで来たのに、ちょうど新岡山港行きのフェリーが出たところでした。
さらに小雨も降ってきて、ツイてません。
しょうがないので、近くのセブンイレブンでコーヒーを飲みながらおにぎりを食べて、時間を潰しました。
次のフェリーまで1時間ほどあったので、待合室のあたりもうろうろしてみました。
今回乗るフェリーは、「両備国際フェリー」の新岡山港行きです。
ダイヤと乗船料金は、以下のリンクから確認できます。
スーパーカブ110は原付2種なので、大人料金1,200円+原付2種760円で、合計1,960円です。
フェリーが港に入って来ましたが、3階建ての「おりんぴあどりーむせと」という船です。
先のフェリーに乗り遅れましたが、そのおかげで瀬戸内海に沈む夕日を見ることができました。
火が沈んでしばらくすると、空の色が変わりまた綺麗でした。
新岡山港に近づくと、西側には「児島湾大橋」の上を走るクルマの様子も見られました。
以下は、その時の動画です。
一方、東側は月の光が瀬戸大橋を照らす様子が見られました。
🏍バイク区間:新岡山港〜倉敷の自宅
新岡山港に着くと、すでに周りは真っ暗でした。
国道2号線の岡山バイパスで帰るのがルート的には簡単なのですが、土日祭日の昼過ぎから夜は大渋滞なのがわかっているので、湾岸沿いの県道をつないで、倉敷の自宅まで帰りました。
まとめ
今回のツーリングはスタンプ集めに特化して回ったので、面白そうなところでも、あえて寄り道せずに次回以降に残しています。
今回、次にじっくり回ってみたいと思ったのは、次のところです。
- 小豆島の全体(エンジェルロード、寒霞渓、二十四の瞳映画村、世界一狭い海峡、迷路の町)
- 「道の駅 大坂城残石記念公園」の周囲の残石など
- 屋島
小豆島はできれば1泊したいところです。
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