中国地方の道の駅108箇所を全制覇して、事務局から認定証と景品が届いたので紹介します。
また、制覇には半年ほどかかりましたが、その間に気がついたことと、ジャンル別のお気に入り道の駅トップ5(または3)を紹介します。
認定証と記念品
丁度1週間前に、全制覇の申請を郵送してから、普通郵便で届きました。
内容物は、手紙・認定証・記念品(シールステッカー、マグネットステッカー)です。
認定証は、まあイメージ通りですね。
シールステッカーとマグネットステッカーは、デザインは同じでサイズが違うだけです。
シールステッカーはツルツルして耐水性能がありそうなので、スーパーカブのビジネスボックスの左横に貼りました。
道の駅巡りで気がついたこと
道の駅巡りをしているときに気がついたことを、箇条書きにします。
- 山について
- 中国山地の峠で、山陽側の道は比較的まっすぐで傾斜も緩いが、山陰側はヘアピンカーブ連続で傾斜がきついところが多い
- 地図ででヘアピンカーブの角度や数を見ただけで、どういった山道かイメージがつかめるようになった(ヘアピンの角度がきつい=傾斜がきつい、ヘアピンが多い=傾斜がきつい区間がずっと続く)
- 地図で見て曲がりくねった道は相当時間がかかるので、大きく遠回りでもカーブが少ない道を通った方が時間がかからない
- 山道のカーブのあたりにスペースが設けられていることが多いが、そこは傾斜がある場合が多いので、バイクの駐停車では立ちごけに注意
- 海について
- 瀬戸内海の波は穏やかで、海上の小島には木が生えている
- 日本海の波は高く、海上の小島は木が生えてなくて岩山みたいな奇岩が多い
- 日本海は沖縄並みに綺麗
- 道路について
- 下道では、制限速度が50や60までしか出せないので、燃費の良いスーパーカブが最強
- 夜の国道2号線はトラック街道になって100キロぐらいで流れているので、バイクで走るのは怖い
- 国道9号は、一部の市街地を除き、海岸沿いの景色の良い快走路
- 国道53号と54号、国道179と313は、とても走りやすい
- 国道2号の岡山バイパス高架部分や西条バイパスは、高架で路肩がないので逃げ道がなく、80-100キロで流れているので命懸け
- 中国地方で景色が一番いい国道は191号
- 山口県は走りやすくスピードが出しやすい道路が多いからか、警察のネズミ取りが多い
- 山口県のガードレールはオレンジ色(黄色)
- 道の駅そのものについて
- 中国地方の道の駅の自動販売機の一部の缶コーヒーのジョージアは100円
- 岡山県北と鳥取県の道の駅・観光地は、関西ナンバーのクルマ・バイクがとても多い
- 高速道路の新規開通で廃れる道の駅がいくつか見られる
- 逆に、高速道路のSA・PA的な道の駅が増えてきて、これらは繁盛しているところが多い
- 昼過ぎの3時や4時ごろに寄ると、ナマモノの弁当や惣菜が半額で売られていることが多い
- 観光客の立ち寄り先だけでなく、農作物を出品している地元農家の人たちの井戸端会議、憩いの場としても機能している
以下からは主観が強めです。
- 道の駅そのものの魅力よりも、周囲の景色や道路状況などの充実度の方が、満足度に影響すると思う
- 廃線跡の駅舎を道の駅に転用するのは難しいのか?
- 山陰(鳥取と島根)のクルマは穏やかな運転が多く、こちらが路肩に寄って追い越させようとしても、追い越さない場合が多い
- 山陽(岡山・広島)のクルマは荒っぽい運転が多く、後ろから圧を掛けながら追い越しをかけてくる場合が多い
個人的にお気に入りの中国地方の道の駅トップ5(またはトップ3)
トップ5(またはトップ3)の表記の順番は順位ではありません。
バイキングが美味しい中国地方の道の駅トップ3
- 奥津温泉
- ゆめランド布野
- 笠岡ベイファーム
「奥津温泉」は「おばちゃんの田舎料理」がコンセプトです。
料理は和食の野菜が多いので子どもには物足りないと思いますが、おじさん・おばさん以上には胃もたれしなくて丁度いいです。
冷たいお茶が4種類ぐらいあり、充実しています。
ポイントカードもあり、20回で1回の無料サービスがあります。
「ゆめランド布野」は料理の種類が多いです。
「笠岡ベイファーム」も種類が多いのですが、さらにここは名物「笠岡ラーメン」の半ラーメンが付いてきます。
料理の種類は3つの道の駅の中で最も多いので、朝飯抜きなどして、お腹を空かせてから行った方がいいでしょう。
海が綺麗な中国地方の道の駅トップ5
- 北浦街道 豊北
- 上関海峡
- 阿武町
- 神話の里 白うさぎ
- 本庄
「上関海峡」は瀬戸内海、他はすべて日本海沿いです。
「上関海峡」は瀬戸内海沿いなので穏やかな雰囲気ですが、瀬戸内海でも西の方なので、わずかに日本海のダイナミックは雰囲気が混じっています。
他の4つの日本海沿いの道の駅ですが、ぶっちゃけ日本海沿いの道の駅はここに挙げた以外にも、景色や魚介類の充実から言ってハズレがありません。
渋滞もほとんどなく快走路が多いので、ツーリング向けです。
「北浦街道 豊北」は海上の橋の「角島大橋」に近く遠目に見えます。
とはいえ、せっかくここまで来たなら、実際に角島大橋まで行った方がおすすめです。
山が綺麗な中国地方の道の駅トップ5
- スパ羅漢
- 奥出雲おろちループ
- 匹見峡
- 奥津温泉
- がいせん桜 新庄宿
人が多くて繁盛していると思った中国地方の道の駅トップ5
- 風の家
- 北浦街道 豊北
- 世羅
- たかの
- センザキッチン
「風の家」「世羅」「たかの」の3つは、高速道路のSA・PA的に併設された道の駅で、そのためいつ行っても多くの人で賑わっています。
特に「風の家」は、関西からの手軽な観光地として有名な蒜山高原のど真ん中にあるので、土日は朝早くから多くの関西人で賑わっています。
「北浦街道 豊北」は、「角島大橋」の最寄りの道の駅なので混んでいます。
「センザキッチン」は高速道路からは離れていて、近くに有名な観光地もないのですが、なぜか混雑していました。
最後に
道の駅のスタンプ集めと、観光は両立しずらいと思います。
効率よくスタンプ集めをするためには、気になったところをいちいち寄り道していては、その日の予定をクリアすることは難しくなるでしょう。
そのため、自分はスタンプ集めを始めてからすぐに、スタンプ集めのためのツーリングと、観光のためのツーリングは分けて考えるようにしています。
ざっくり言うと、初めて行く土地ではまずスタンプ集めをしながら土地勘や気になる観光地をチェックしつつ、2回目以降の訪問で寄り道上等でじっくり観光するようにしています。
コメント