スーパーカブ110(JA44)のシートマウンティングラバーを交換した

スーパーカブ110 シートマウンティングラバー スーパーカブ

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「シートマウンティングラバー」とは

「シートマウンティングラバー」とは、スーパーカブのシートの下にある2つのゴムの吸盤のことです。

カブに数年間乗り続けていると、経年劣化でゴムにヒビが入り、吸盤がくっつかなくなります。

私が使っているスーパーカブ110(JA44)は、シートを交換してクロスカブ110(JA45)の中古品を使っているのですが、入手当初から吸盤が割れていたので、値段も安いので交換してみました。

吸盤の交換は劣化している方だけで構いませんが、今回は2つとも交換する前提で説明します。

スーパーカブ シート下の吸盤
吸盤にヒビが入っている

使用したパーツ

ホンダ純正パーツの「シートマウンティングラバー」を2つ使用しました。

純正パーツなので、ホンダドリームやホンダバイク取扱店で入手可能ですが、今回はAmazonから購入しました。

いつものホンダ純正パーツのビニール袋に入っています。

スーパーカブ シートマウンティングラバー
1個単位で発注します

なお、今回使った「77211-GBJ-830 シートマウンティングラバー」は、以下のカブシリーズで使えるようです。

ホンダの公式サイトでも確認しましたが、「CT125・ハンターカブ」と「C125スーパーカブ」では、この吸盤を使っていませんでした。

シリーズ型番
スーパーカブ50C50
BA-AA01
JBH-AA01
JBH-AA04
2BH-AA09
スーパーカブ50プロAA07
JBH-AA04
2BH-AA07
プレスカブC50
AA01
リトルカブA-C50
BA-AA01
JBH-AA01
クロスカブEBJ-JA10
クロスカブ502BH-AA06
スーパーカブ70C70
スーパーカブ90C90
BC-HA02
スーパーカブ100HA06
スーパーカブ110EBJ-JA07
EBJ-JA10
2BJ-JA44
スーパーカブ110プロEBJ-JA07
EBJ-JA10
2BJ-JA42
クロスカブ110EBJ-JA10
2BJ-JA45

使用した工具

工具どこで使ったか
M10(10mm) メガネレンチリアシートのナットの取り外しと取り付けに使用
滑り止め軍手リアシートのナットの取り外しに使用
マイナスドライバー古いシートマウンティングラバーの取り外しと、新しいものの取り付けに使用
万能グリス新しいシートマウンティングラバーの取り付けに使用

一番下の万能グリス以外の3つは、すべて100均ダイソーの安いものを使いました。

なお、リアシートを外したことがなければ、ナットが結構固くネジ止めされているので、滑り止め軍手は用意したほうが良いと思います。

M10 メガネレンチ
M10(10mm) メガネレンチ
マイナスドライバー
マイナスドライバー

一番下の万能グリスですが、シートマウンティングラバーを差し込む穴が小さくて苦労するので使用しました。

万能グリスは、アスクルシャフトの取り付けなどにも使えるので、カブオーナーなら一つ持っていても良いでしょう。

ちなみに、ネット検索すると食器洗剤やシリコングリスを使っている人も見受けられます。

手順① シートの取り外し

スーパーカブのシートを開けて、ヒンジのそばの2箇所のナットをM10(10mm)のメガネレンチで取り外します。

回す方向は、反時計回り(左回り)です。

スーパーカブ シートの裏
スーパーカブ シートの裏
M10(10mm)のメガネレンチ使用。
反時計回り(左回り)で緩める。
素手でやっているが、ナットが固いので滑り止め軍手を推奨。
スーパーカブ シートの裏
ゴムワッシャ、金属ワッシャ、ナットが取れた

2箇所のナットが取り外せたら、シートはかんたんに取り外せます。

シートの重みで落としてしまわないように注意しながら、シートをスーパーカブ本体から取り外します。

2箇所のナットが取れた

手順② 古いシートマウンティングラバーの取り外し

シートを裏返して、シートマウンティングラバーを外します。

シートマウンティングラバーは2箇所の突起でシートに取り付けられていますが、外側は両側がカットされているので、若干取り外しやすくなっています。

一方、内側は円形なので、取り外しにくいです。

よって、まずは取り外しやすい外側から取り外していきます。

スーパーカブ シートの裏

左右にグリグリと何度かねじってひっぱると、そのうちに外れます。

外れにくい場合は、マイナスドライバーで突起をほじくり出す感じで使います。

スーパーカブ シートの裏
スーパーカブ シートの裏

シートマウンティングラバーが2個とも取り外せました。

スーパーカブ シートの裏

手順③ 新しいシートマウンティングラバーの取り付け

シートマウンティングラバーを取り付けますが、今度は取り付けにくい内側の突起から取り付けます。

そのままではおそらく穴に入らないので、今回は突起に「万能グリス」を薄く塗っておきました。

スーパーカブ シートマウンティングラバー

シートの穴に突起を合わせて、左右にグリグリと回して力を入れつつ、時間をかけてはめ込みます。

スーパーカブ シートマウンティングラバー

もう一つの突起にも、塗りにくいですが万能グリスを塗ってから、同様に穴にはめ込みます。

スーパーカブ シートマウンティングラバー

一つのシートマウンティングラバーが取り付けられたら、もう一つも同様に取り付けます。

スーパーカブ シートマウンティングラバー

手順④ シートの取り付け

シートマウンティングラバーが取り付けられたら、シートをスーパーカブ本体に取り付けます。

取り付け方は、取り外した手順の反対を行えばOKです。

スーパーカブ シートの裏
M10(10mm)のメガネレンチ使用。
時計回り(右回り)で緩める。
走行中にシートがぐらつかないように、ナットをしっかり締める。

ナットを締めたら完成です。

スーパーカブのシート

まとめ

スーパーカブのシートマウンティングラバーの交換法について紹介しました。

ゴムは劣化する部品ですが、パーツ代も安く、手間もかんたんなので、このページを参考に交換してみてください。

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